広島ゲストハウス縁 は本当にできるのか!?→2017年6月OPENしました!

“物件 ”も “資金 ”もない三十路少年の紅(こう)が “想い”と“ご縁”でゲストハウスを立ち上げる 人繋ぎの大冒険記

『 なぜヒロシマに帰って来たのか? 中編 』

移転しました。

 

前回の続きです

 

「なぜ広島に帰って来たのか?」

 

3つ目の理由は

『世界で1番希望を与えられることが

 できるのがヒロシマだと思うから』

 

日本一周中に気付いたら

アメリカにいたことが

大きなきっかけでした

(なぜアメリカにいたのかはおいおい)

 

アメリカには東京の人と一緒に行ったのですが

東京と広島では反応がぜんぜん違い

森に住むネイティブアメリカの人達でさえも

“原爆のヒロシマから?”と言うほど

海外での知名度は高く

また「広島から来ました」というと

 

“日本語”で「ごめんなさい。 許してください。」

 

と言う人が1人や2人じゃなかったことが衝撃的で

広島のことを思ってくれていることは

うれしかったのですが、複雑な気分で

 

ヒロシマってこんなところがいいよね”とか

ヒロシマでこんな素敵な出逢いがあった” とか

“もう1度行きたい”

 

と言ってもらえるような都市にしたい!!

と思うようになりました。

 

それは世界の人の捉え方が被爆都市ヒロシマであって

僕たちが考えている平和都市広島ではなかったから。

 

またイラクに派遣されていた元米兵の方が

“ 世界で1番絶望を経験したヒロシマだからこそ

  世界で1番希望を与えれることが出来る”

と話してくれたのが印象的で

 

世界の多くの人が知る都市 ヒロシマ

同じことをするのも広島でするのと、

他でするのでは意味が全然違うと

肌で感じ広島に戻ってくることにしました。

 

原爆で焼け野原になり

赤と黒と茶色しかない

地獄みたいだった広島が

緑豊かで、

原爆を落としたアメリカの人とも

仲良く暮らしている街になれば

今戦争している国の人達にも

砂漠で大変な生活をしている人たちにも

勇気をあたえられるのでは

 

そのためには原爆のことを知るということは

大切なことなので

 

今回、被爆建物の旧日本銀行広島支店で行われた

というイベントに参加しに行ってきました

 

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 シンガーソングヒッチハイカー 

十輝くんのライブから始まり

 

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ドキュメンタリー映画 

“キャノンハーシー「ヒロシマ」」への旅”

の上映があり

 

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被爆3世代 (被爆者、娘、孫)

女性たちとの対話セッションがありました。

 

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印象に残ったのは

被爆二世の朋子さんの話。

 

親が被爆にあってますが、朋子さんは

実際に原爆、戦争を体験しておらず


“ 親も当時のことを語ろうとはしない”

平和教育があまりにも

 近すぎて実感がわかない ”


そんな朋子さんが大人になった時に

出逢ったのが

 

 ジョン・ハーシの「ヒロシマ」。 という本で

 

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この本は原爆投下の翌年

1946年(昭和21年)8月31日、

米国の雑誌)「ニューヨーカー」に掲載され、

大きな反響を呼んだもので

 

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米国のジャーナリスト

ジョン・ハーシー氏が、

広島の牧師、医師、事務員)など

6人の被爆者)を取材した記事で

被爆体験や当時の救護活動が克明)に記され、

一般の人たちが無差別に犠牲)となる

)原爆の恐ろしさを訴えています。

  

これを読んで朋子さんは衝撃を受け

この時初めて原爆、戦争が

ものすごく悲惨だったことを知り

それが自分のなかの思いに火をつけ、

さまざまな活動を始めたのだと。

 

“記憶の意味”

 

原爆投下から71年目になり

被爆者の平均年齢が80歳を超える現在

 

どう記憶をつないでいくかが課題で

みんなでどうしていくか考え、実践し

同じ悲劇を繰り返さず

みんなが命を大切に生きていける

未来を創っていければと思っています

 

長い文章読んでくれてありがとうございます

 

『 なぜヒロシマに帰って来たのか? 後編 』

はいずれ書くので乞うご期待あれ~(^o^)

 

 

三十路少年の紅(こう)の

応援よろしくお願いしま~す(^o^)